イシダイをどうしても釣って食べたくて久里浜・平作丸に行ってみる。人見知りでコミュ障気味なので行き慣れていない船宿は苦手だが電車でたどり着ける船でイシダイが安定して釣れているのは平作丸しかない。釣れたら来年以降、イシダイはマダイ船の片隅でではなく久里浜から。
土曜か日曜かどちらが海の状況がよいか見極めようとしていたら、土曜の五目船は既に満船締切に。来週は大阪行きで釣りに行けない。ここで平作丸行きを逃すと一生行かなくなるような気がしたので、GPVの詳細予報の確定を待つことなく日曜の五目船を予約した。始発でJR横浜駅へ向かい、京急線で久里浜へ。駅からバスに乗れば余裕で、バスを逃して徒歩でもギリギリ間に合うはず。トラブルを避けるために電車釣行で久里浜駅から向かうことを受付の女性に伝えておく。
平作丸に行ったことがある名人さんたちのブログを確認して釣り方を予習する。仕掛けは3.5メートルから4メートルくらい。ビシを底まで落としたら仕掛けの長さ分巻き上げる。そこから上5メートルくらいをシャクって釣る。探る幅は狭いが釣り方はカイワリ五目と全く同じ。ウィリーでも狙えるようであるが、ウィリーには20センチ以下のリリースサイズが食ってくることが多いらしく空針にオキアミが推奨されている。エサ取りとの闘いになるようで、5メートル幅を探ったら仕掛けを回収しエサの有無を確認する。かなり忙しい釣りだが、多動性中年なので望むところである。イシダイに適したシャクる速度は未知だが、フィットのさせ方はカイワリやイサキで練習済みなのでなんとかなるはず。
仕掛けはハリス4号の3本針。難なく自作できそうだが、自作の仕掛けが正解かどうかが不安なので船宿仕掛けを1組買って答え合わせをしてみる。全長3.6メートルで1.2メートルごとに針を配する。シャクる釣りなので枝スは8センチくらいにする。イナダなどの青物の回遊もあるので枝スを編み込むことで仕掛けの強度が落ちないようにする。カイワリ用のウィリー仕掛けもフロロ3号の物がいくつかあるので予備用に持っていくことにする。
著者: へた釣り