根の上を攻めるイシダイ五目はエサ取りとの戦いになるらしく指示ダナを上まで探り切ったら再び底へ落とさずに仕掛けを回収することが勧められている。付けエサのオキアミが既に取られてしまっている可能性が高いからだ。少しでもエサ持ちをよくするためにオキアミとイカ短買った。
オキアミは船宿でももらえると思うが明日にでも尻尾を切って旨〆ソルトで少し締めておこうと考えている。魚信もなくエサをかすめ取っていく魚の正体はフグ、カワハギ、ウマヅラハギのいずれかだと思う。これらの魚を避けるコツは少し速めにシャクること。宇佐美沖のウィリーで何度か釣ったことがあるが食わせの間を2秒以上取らなければこれらの魚は食ってこない。ネンブツダイやサクラダイなどの定番お邪魔魚もスティを短くすると食ってこないので止めずに速めにシャクるのがイシダイ釣りには有効と思われる。イナダがうるさいようならスティ1秒以下、カワハギ系が邪魔ならスティ2秒以下でまずは誘ってみるつもり。速く動かすにはオキアミは少し硬めに、そして針のサイズにちょうどいい大きさで取れたりずれたりしにくいのが大事。仕掛けはマダイ針の7号で作ったので銀のオキアミならちょうどいい大きさと思う。
さらにオキアミが取れたりずれたりしにくくするにはイカ短を抱き合わせて付けるといい。イカ短がストッパーのように働いてオキアミのエサ持ちが飛躍的に向上する。オキアミが取れてしまってもイカ短に魚が食ってくることも期待でき、水深が深く手返しの頻度を少しでも減らしたい遠征ウィリー五目ではイカ短の抱き合わせでなんどかいい目に遭っている。イシダイ釣りは40メートルくらいと手返しが大変という水深ではないが、エサ取りにやられにくいイカ短があった方が1匹、2匹余計にイシダイを獲れる気がする。
著者: へた釣り