今週末は何を釣りに行こうかなぁっと釣果をチェックしていると、宇佐美・治久丸で「オコゼ3匹」。写真はヒラメを持っているものだったのでヒラメ釣りのゲストにオニオコゼが混じった? オニオコゼといえば最強の唐揚げ魚。めっちゃ釣りたい、そして食いたいんだけど狙っては釣れない?
オニオコゼは大きくても30センチくらいまでしか育たない。ヒラメ釣りの餌であるマイワシに食いついてきたんだから良型だったんだろうと予想される。ボロを背中に生やしているように見える背びれに毒があり、顔は踏んづけて潰したかのように扁平しぶさいくである。「醜い魚は美味い」の例に必ずあがるほどに美味い。プリシコッとした弾力に富んだ身はお刺身でも美味しいが、唐揚げにするとこの魚を超える魚はいないと思う。
瀬戸内海ではそこそこ漁獲があり、旬を迎える夏には関西の料理屋でメニューに入っていることがある。見つけたら必ず頼む。20センチくらいの物を揚げてもらって2000円近くする。食べられる部分は非常に少ない。もっと食べたいけどすぐになくなってしまうから、すごく有難味のある物を食べている気分が味わえる。めっちゃ釣りたい、そして食いたいんだけど…狙って釣れる魚ではないよね~。東京でオコゼを食べられるお店を検索したが……予算1万円以下の店がないっ!! 通販で取り寄せかな。
著者: へた釣り