羽田・かみやのアマダイ釣りプチ大会で今季のアマダイ釣りは終了だ。釣果に恵まれなかった分、いろいろ考えさせられることが多かった。来季はポニョをかわし熟アマダイを狙って落とす方法を考えてみようと思う。誘った方がよい日と誘わない方がよい日の条件も探ってみようと思う。
偶然かも知れないが、同じ船上で釣れたのを見た50upの
姥桜アマダイは、3匹ともあまり仕掛けを動かさずにじっくり待つという釣り方をしている人が釣り上げていたように思う。アマダイ釣りプチ大会で50センチと48.7センチを釣って数釣り部門でも優勝した名人なんて、タナを合わせたら完全に置き竿。竿先が完全にひん曲がってからようやく竿を手にとるという釣り方だった。小突きなんて釣り方があるアマダイは誘ってナンボの多動性中年向きの釣りだと思っていたので、舳で潮先の優位はあったとはいえ、置き竿に全部持って行かれたのは衝撃的だった。
もう1つ気付いたのは置き竿の人はポニョサイズのアマダイをほとんど釣っていなかった。優勝した名人さんのすぐ横の人はマメに誘ってポニョばかり釣っていたので、置き竿ならポニョはスルーして良型だけを仕留めることができる? かといって置き竿がいつでも調子がいいというわけはないということも知っている。誘って誘って仕掛けを動かしまくった人の方が圧倒的に数でも型でも勝るという日もある。誘った方がいい日と誘わない方がいい日が、わりと明確に分かれるのがアマダイ釣りの特徴だと考えている。誘った方がいい日は割とうまく釣れているので、問題は誘わない方がいい日をどうやったら見極められるかだ。これを考えるのが来季の最大の課題。
ポニョを釣らない方法も考えたい。アマダイは個体数が多いとは考えにくいので、オニカサゴのように小さい物を保護しないといつか釣れなくなる気がする。オニカサゴと違いリリースはできないので、釣らない努力をするしかない。針のサイズをもう少し大きくしたらどうなるだろう? 40upの熟アマダイ狙いならチヌ針の5号か6号でも十分に口に入ると思われる。餌に関してもツボ抜きしたホタルイカにポニョサイズが食ってきたことがないので、ポニョが食ってこないサイズの餌をいろいろ試してみるのも来季のアマダイ釣りでやってみたいこと。
著者: へた釣り