あべなぎさのサイン入りのシークールキャリーだが、サインは…モゴモゴと口ごもるしかないことになってしまい、家宝として大事に飾っておく状態ではなくなってしまった。では、使い途は……雨の日に釣行するときに傘を差せるように、ロッドホルダーを装着して片手でコロコロ引っ張ろう。
大雨の予報のときは釣行しないが、小雨の予報のときは船が空いてるかもと突撃することが多い。釣っている最中は濡れてもいいやと割り切っているのだが、家から最寄り駅への移動中、竿とクーラーで両手がふさがってしまうため、傘を差せない。冬場はかなり肌寒いことになるし、全身軽く濡れた状態で電車に乗り込むと、周りの人の視線がちょっぴり気になったりする。階段の昇り降りに不便、送迎のバスの中で場所を取ってしまい邪魔、潮風で錆びてよく壊れるという理由でキャリーを使わなくなっていたのだが、雨の日限定でキャリーを復活させようと決めた。
キャリーを復活させるなら、せっかくもらったシークールキャリーS2500を使わない手はない。これにクーラーに取り付けられるロッドホルダーを装着すれば、片手が空く。空いた片手で傘を差せる。丈夫そうで、キャリーをコロコロ引っ張っても竿が落下しそうになくて、挿した竿の底部が地面に擦ると嫌なのでちゃんと底があるもので、あまり高くない物という条件で絞っていくと「MSロッドラック 45セパレート」というのがよさそうな気がしてきた。
内寸45ミリなので2ピースのロッドをそのまま収められそうだ。隙間が気になるなら竿を買ったときに付いているクッションを付ければいい。セパレートタイプなので、少し縦長なシークールキャリーS2500の上下を目いっぱい使って固定すれば不意に竿が抜け落ちてしまうということもなさそうな気がする。ストッパースタイルと書いてあるので底もちゃんとある。色も白の物があるので、クーラー側面とマッチする。気になるのはクーラーの蓋の開け閉めの邪魔にならないかってことだが、よく考えればロッドホルダーに竿が挿してあるのは移動中だけなので蓋の開閉時に竿に当たることは心配しなくてよい。
著者: へた釣り