LTアジの仕掛けは釣り具店で2個セット100円で売られていることが多いので、自作せずにそろそろなくなるかなと思ったときにまとめ買いすることが多かった。どれを使っても大差ないと思っていたのだが、仕掛けによって随分釣果に差がつくことを思い知り、ここ数釣行は自作している。
なぜか、大会の連続である。まずは10月4日のTKB52ミナミ予選に参加し、その翌週の10月13日には子供2号と一緒に江戸前釣りアジ大会に参加する。TKB52予選は負けても次があるので、まぁあまり気負わずに参加するつもりだが、アジ大会の方は一発勝負。箸にも棒にもかからなかったでは、子供2号の前で格好がつかない。東京湾奥で尺超え金アジを狙って釣る方法ってあるかな?といろいろ考えてはみたのだが、仕掛けも型勝負(3匹合計長)の大会用に他の人とは違う物で勝負に出ようかなぁっと。金沢八景・一之瀬丸の船宿仕掛けを改変してみよう。
まず、針のサイズ。今回の大会規定では20センチ以下の小アジはいらない。LTアジの仕掛けにはムツ針9~10号が使われていることが多いが、25センチ以上のアジが相手だと小さすぎるのではないかという疑問をずっと持っていた。魚の口に対して針が小さいと掛かり所が悪くなり、結果取り込み時に大きなアジほどバレやすいという傾向があるように感じている。尺超え~40センチ級のアジにはムツ針13号でもいいような気がするのだが、さすがにそれでは25センチのアジがなかなか針掛かりしない。東京湾のアジ用の針として売られている物の中では大きめの11号の針で仕掛けを作ってみることにした。
次にハリス。これに関しても市販仕掛けは2号~3号のことが多いが、オーバースペックじゃないかとずっと思っていた。イサキ釣りで30センチ超級のアジが釣れることがあるが、ハリス1.5号でクッションなしでもアジが相手ならなんなく取り込める。一度、オマツリの連続で2号の仕掛けが尽きて3号の仕掛けを使うと魚信の頻度が明らかに落ちたという経験をしている。アジはハリスが太くなるほど釣れにくくなるという傾向があると思う。ハリスを見切っているというよりはハリスが太くなることで仕掛けの海中での漂い方が不自然になりやすいのかな。ハリスを1.5号にすれば警戒心の強い大型アジを食いつかせやすいはずと妄想しているのだが、どうだろう?
というわけで、針11号(金と銀のを用意)、ハリス1.5号の全長210センチで、枝スの長さは18センチ。3本針の場合、80センチ、145センチから、子供2号用の2本針の場合は枝ス130センチから出してみる。念のためクッションゴムは付けておく。狙うはペア賞…ってのがあったはずなのだが、大会の概要を見ると、キッズ賞、レディース賞はあるけどペア賞はなくなってるな……子供2号と一緒に参加することに意義があるってことにしておこう。
著者: へた釣り