泳がせ釣りに挫折し、マグロだカツオだと周りが騒いでいても電車で届くあてもないので、すっかり小物の数釣り嗜好に偏向中。そんなへた釣りの触手が動いたのがイイダコ釣り。シロギスのゲストで釣ったことがあるし、丸ごと茹でたイイダコは子供たちの大好物だ。20匹くらいは釣れそう?
道具はシロギスの竿とリールがあればOKみたいだ。スッテかテンヤと呼ばれる小さなタコをひっかける道具を糸の先に付ければOK? イイダコは白い貝が主食らしく、色は取りあえず白い物があればいい。そんな仕掛けを軽くキャストして、小突くように誘いを入れながら底をひっぱってくると、ミョ~~ン。昨年もカワハギに大苦戦している最中にイイダコ釣りに誘われたが、行かずじまいだった。今年はカワハギを開幕させてない、ってことはまだ地獄にハマってないわけで、来週こそは、来週こそはとカワハギ以外の釣りが考えられなくなる前にイイダコ釣行を決めておくのも悪くない気がする。
へた釣りには軟体動物恐怖症という釣りをする身に大きなハンデがある。まず触ったときのヌルッとして吸いついてくる手触りが嫌い。バケツから逃げ出す根性が嫌い。墨を吐いてイヤガラセする意地の悪さが嫌い。そんな理由でイカ・タコはスルーしてきたのだが、ほかの人がマルイカだ、スミイカだ、ヤリイカだ、マダコだと騒いでいるときに一人蚊帳の外になっている。イイダコなら、手触りが嫌いは仕方がないとしても、根性と意地の悪さが嫌いとはならないような……。でも、たぶんこれって現実逃避w 今週末に控えたTKB51予選にしてカワハギ開幕戦2013を前にやる前からカワハギから逃げようとしている俺がいるw
著者: へた釣り