ノーピクに終わった白間津シマアジチャレンジの帰りに深場の勇者様に「へた釣りさんの今年の釣果は本当にひどいですね」と揶揄われる。言われなくても貧果続きなのは分かっている。腕も拙いがとにかくいい日に当たらない。釣運が悪いんだとすれば開運を神様にお願いするしかない?
へた釣りの釣り用財布には富岡八幡宮で授かった釣り針入りの釣行安全・大漁祈願御守が常時入っている。神頼みは既にしてしまっているわけだ。八幡様のパワーではへた釣りにとり憑いた貧漁神を祓えない? 八幡様(応神天皇)がどうして釣りの神様なんだろうと調べてみると、富岡八幡宮が漁師町として栄えた深川の氏神だったからという理由みたい。富岡八幡宮だけではパワー不足なら神様の援軍を頼むしかない。八百万の神々の国である。大漁を祈願できる神様はいっぱいいる。
釣り船に乗るとよく見かけるのが金刀比羅宮のお札。金刀比羅宮の主祭神は大物主神。農業・殖産・医薬・海上守護など広汎な神徳を持つ神様だ。こんぴらさんと親しまれている香川県の金刀比羅宮のある琴平山はもともと瀬戸内海に浮かぶ島だったとされており、海の神様(海上守護・大漁満足)として広く知られるようになった。香川まではさすがに行けないが、虎ノ門金刀比羅宮なら行ける。海上安全大漁満足のご祈祷もあるみたいだが、さすがにそこまでは…というわけで時化で釣りに行けない週末に大漁満足の御守を授かってこようと思う。
著者: へた釣り