たくさん釣れず貴重な魚は食べごろを調整して少しでも美味しく食べたい。庄吉丸の下に15匹目のオニカサゴ釣行でなんとか釣りあげたオニカサゴは5日間寝かして、まずは富戸沖三種盛りで、続いて鬼の形相鍋にして食べた。腹がくちくなるには身が足りずメダイの身もお鍋に入れた。
いつ食べる?と妻に聞かれたので「最低3日間、できれば5日は寝かす」と答える。3日目以降は今日は食べられるかなと楽しみにしていたが「できれば5日」の5日目に夕食にやっとオニカサゴの宴が開かれた。まずは富戸沖お刺身三種盛り。オニカサゴはお刺身と炙り刺しで、メダイはお刺身と昆布〆で、イネゴチは昆布〆で。オニカサゴの身の甘みは抜群で食感もコリコリとしてまさに食べごろだった。メダイはねっとりとした食感で脂の旨みをしっかり感じられる。メダイの刺身はあまり期待していなかった(だから昆布〆にした)が3キロのメダイの刺身は悪くないどころか相当よい。イネゴチは…まぁ、うん…白身だった。
お鍋はオニカサゴのアラと頭からしっかり出汁を取って、まずは豆腐とお野菜を煮込む。鍋の中央に頭。鍋の蓋をとると、いかつい顔をしたオニカサゴと目が合う。身は食べる分だけ都度入れるようにして煮過ぎないのが大事だ。箸で掴むとほろりと崩れそうなほどにふんわり煮えたらポン酢で食べる。今回釣れたオニカサゴは30センチを少し超えるサイズだったので、身はすぐに食べ尽くし物足りない。メダイの身もオニカサゴ出汁のお鍋でいただくことに。メダイの身は煮ると少し硬くなって食べ応えあり。〆はオニカサゴ出汁ラーメン。満足♪
著者: へた釣り