アジの脂のノリは25センチくらいがピークでそれより大きくても小さくても脂のノリは悪くなるものと信じていた。悲願の妻アジ30匹チャレンジは42匹でクリアで釣れたアジは平均15センチくらい。お刺身にするには物足りないと思っていたが大きな間違いだった。小型なのに脂ブリブリ。
1匹だけ20センチが混じったが、12センチから大きくても16センチのアジを81匹持ち帰った。20センチのものは干物にし、大半はアジフライや南蛮漬けに。少しだけお刺身で食べたが…刺身の表面のてかり具合を見て、判断ミスだったかもと後悔した。特に腹の部分は真白に近いほどに脂が乗っており、箸でつかもうとすると表面がぬるりと滑る。ねっとりとした食感で、くどいと感じるくらいに脂の旨みを感じる。養殖物のアジがあるとすればこれに似た味かも。全く期待していなかったので驚いた。季節的なもの? それともベイブリアジは小型でもこんなに脂が乗っているものなの? フライなどに加工前だったアジは急遽お刺身でいただくことに。生姜醤油よりもカボスなどの柑橘類を回しかけるとさらに美味しくなる気がする。
著者: へた釣り