シロギスの天ぷらの準備をしていた妻から「これ全部卵持ってるよ」と教えてもらう。産卵前に釣ってしまったのならかわいそうなことをしたなと思ったが、どうやらシロギスの産卵はそういうものではないらしい。ほぼ毎日卵を蓄え産卵するそうで、そのために荒食いするので釣りやすいみたい。
シロギスの産卵は海水温が22度以上になると始まる。高温の限界は28度で、産卵が最も活発に行われる25度~26度では、ほぼ毎日産卵する。海中をバラバラになって漂う分離浮性卵で1日で孵化する。1年で10センチくらいまで成長し2年目から産卵する。釣りで釣れるサイズのシロギスはすべて性成熟しているということである。2年目と思われるサイズのシロギスでサイズの大小があるのは、孵化時期が早かったか遅かったかによるみたい。毎日産卵するということは卵を蓄えるために餌をたくさん摂る。だから釣れる。産卵期以外のシロギスはあまり餌を摂らないので途端に釣りにくくなるものらしい。
天ぷらパーティーの報告をするはずだったのに話を脱線させたのは、天ぷらパーティーの写真がないから。大皿にキス天をど~んと盛ってというインスタはやってないけどインスタ映えする写真を撮るプランは妻から「揚げたての方が美味しいし、積み重ねると下の方が油でふにゃふにゃになるからイヤ」と拒否される。さらに、昨夜動画の編集を終えた時間が遅かったためパーティーの開始は子供たちの入浴後になってしまった。スッピンだからという理由で撮影を拒否されてしまう。キス天美味しかったからいいけどね~。
著者: へた釣り