巨大アジ猛攻であわやカイワリいない五目になるとこだった釣行でなんとかゲットしたカイワリ、メジナ、イサキ、ウルメイワシ、アジを大皿に盛って、子供1号のお誕生会。この会のメインディッシュのお魚を持ち帰る必要があったので、実は結構なプレッシャーを感じていたのであった。
カイワリはお刺身最強魚ではあるが、こればかり食べていると飽きてしまう。冬場のカイワリ一本勝負の釣りも好きだが、暑くなってからのカイワリも狙いながらの五目釣りも結構好きだったりする。水深100メートルのカイワリポイントから水深30メートルくらいの浅いポイントまでを点々と攻めるようになると、魚種多彩で十五目釣りなんて賑やかな釣りになることも。
手前左からウルメイワシ、イサキ、メジナ。センターポジションはカイワリ。奥にアジ(身の量が多いので二盛り)。ウルメイワシは美味しいよといろんな人に言われていたが、確かに!と納得できるお味だった。イワシらしいねっとりとした食感とこれまたイワシ独特の旨みが楽しめる。アニキサス注意と言われたが問題なかった。イサキはもちっとした食感と白身魚らしい甘みがしっかり感じられる。尺超えなので脂の乗りもまずまず。メジナは磯臭いと言われるが宇佐美で釣ったメジナを磯臭いと感じたことはない。身厚なのでプリっと歯を弾くような食感を楽しめる。身の旨みだってイサキに負けてない。カイワリはやはりへた釣り家のお刺身界の頂点だった。小型だったので脂の乗りに不安があったが、小さくてもカイワリ。文句なく美味かった。アジはノーコメント。蒼空 純吟山田錦おりがらみは500mlしかないので一人でチビチビやるつもりだったが、味見させろという子供の要望に応えると半分以上飲まれてしまった。普段は日本酒は飲まないのに……。もう1本買っておけばよかったと後悔。
著者: へた釣り