市販の中深場用の仕掛けの針は銀色でなければ赤い針が多いということには気づいていたが、ここまで極端に食いが偏るとクロムツには赤(蛍光ピンク)の針一択でよいのでは?という気がしてきた。家族一人に1匹30㎝級クロムツ確保で釣った5匹のうち3匹は赤い針に食ってきた。
掛け損ないやバラシが多いことを解消するために買ったのがはりよしのホタ針15号。今回は、ニューケイムラ・ニューケイムラ フッ素コート・驚異の刺さり・蛍光ピンクの4種類を持っていき、5本仕掛けにニューケイムラを2本、ニューケイムラ・驚異の刺さり・蛍光ピンクを1本ずつ、結ぶ場所をローテーションさせて使ってみた。魚信があればサメに奪食いされた1匹を除いて100%掛け損ねもバラシもせずに取り込めたのではりよしのホタ針15号は期待通りの結果を残してくれた。
気になる偏りが現れた。5匹釣ったクロムツのうち3匹が蛍光ピンクの針に食ってきた。5本針中1本しかない蛍光ピンクにここまで偏るのは有意な偏りと考えていいのではないかと思う。蛍光ピンクの針を増やせば魚信が増えるのではないかと、5本針中3本を蛍光ピンクにしてみたが、残念なことにこの日唯一のオマツリに巻き込まれてハリスがヨレヨレになってしまった。蛍光ピンクの針の残数が心もとなくなってしまい検証の続行はできなかった。次回のクロムツ釣行では赤と蛍光ピンクの針数を増やしてクロムツの食いに偏りがあるかチェックしてみる予定。
著者: へた釣り