浅場のタチウオってどうやったら釣れるねん!!と書いてしまえば、気が楽になった。なんとか攻略してやろうと、水深20メートル以浅で釣れているうちにと2週連続で釣行して、いきついた結論が分からんってだけだった。エサの消費速度からいうと魚信の数は船中上位。釣果は真ん中どまり。
50メートルより深いポイントでタチウオを釣るときは50センチ刻みでウィリーと同じ要領で誘う。探るタナが広いのでまずは指示ダナの上から下まで50センチ刻みで誘ってみて魚信が出たり針掛かりする水深を探す。食いダナが見つかったらそのタナの周辺を誘い幅を30センチに狭めて念入りに誘う。浅場のタチウオは水深20メートル以下でそもそも探るタナがないので最初から30センチ刻みで誘う。気をつけているのはフワフワと誘うよりキビキビと誘うこと。魚信の頻度は多い方だと思うので誘い方は合っているのではと考えている。
問題は魚信があってから。魚信が5回あって1匹針掛かりに持ち込めればいい方で打率は2割以下。魚信があっても同じペースで誘い続けるのが基本だとは知っているがそれで針掛かりするかというとしない。するなら打率2割以下にはならない。一応、釣りながら修正しようとはしている。1噛みだけのショートバイトで魚信が続かないときは誘いの速度を少しだけ落としてみる。。逆に餌を全部齧り取られてしまうときは誘いの速度を速くする。水深が深いときはこれだけで針掛かり率が少しは改善するのだが……浅場の場合、針掛かりに持ち込める幅が狭いので対策が打てない。
この2戦でへた釣りは取った対策は魚信があったら誘い上げるのをやめて一度竿を止めるというもの。速めの誘いに反応したタチウオが何度か餌に噛みついて餌への執着を見せているのを穂先で2、3度感じながらゆっくりと竿を持ち上げて穂先をグンッと持って行くアワセられる魚信に変わるのを期待する。この釣り方で打率2割以下から2割5分くらいまで改善した気はするが…そこまで。竿頭級の人は誘い続けて針掛かりさせている。誘い方に大きな差はないような気がするので何が違うのかは不明でギブアップ。どうやったら釣れるねん!!という無念だけが沸沸と。
著者: へた釣り