先週金曜日にかみやフィッシングクラブ(KFC)の忘年会があった。そこでH賀達人から言い渡されたのが「12月22日のKFCの定例会はマダコ!! へた釣りさん、強制参加でっ!」。酒席での発言なので、どこまで本気か図りにくい。マダコ…軟体動物恐怖症だって表明しているのに……。
マダコはカワハギ釣りのゲストで一度だけ釣ったことがある。白い錘を使っていたので錘に抱きついてきたところを運悪く針掛かりしてしまったんだと思う。こいつが針を外そうとすると吸盤で手に吸い付いてくるし、バケツに入れておくと脱走して足元を歩いてるし、逃げないようにクーラーに入れてもなかなか死なないで蓋を開ける度に触手を伸ばしてくるし……海にお帰り頂きたいくらい往生した。そのとき思ったのは「こいつ、怖い」。茹で上がって赤くなったタコを見て怖いとは思わないが、骨もないくせにヌラヌラとその姿に似合わぬ力強さで動かれると怪異そのもの。イイダコのようなかわいらしさもないので、お友達にはなりづらいタイプだなぁ~っと。
KFCの新参会員としては、マダコ船の人数が十分に集まりそうならパス。集まらないのなら何事も経験なので参加してみるくらいのスタンスでいることに。何も知らないとつらいので一応釣り方くらいは調べておこうとすると、KFCのサイトに「釣り方講座 マダコ編」があった。テンヤと呼ばれる錘と針付き木製の道具にタコ糸でカニを縛りつける。だからタコ糸って言うのかな?と一瞬考えたが、タコ糸のタコって凧で蛸ではないよねw テンヤは渋糸という丈夫な糸に繋がっており、あとはこれを船の直下に投入し、ひたすら小突く。小突いているうちにタコが乗ったらずっしり重くなるらしい。あとは渋糸を手繰ってくればOK。取り込むとこ以外はH賀達人がすぐ横で釣っている姿を見たことがあるので見よう見まねでなんとかなるかな?
著者: へた釣り