生まれて初めて分不相応だと知りつつ清水の舞台から飛び降りて買ったリールが「BB-X ハイパーフォースMg 2500D」。レバーブレーキ付きなのにレバーを使いこなせないので「無用の棒付き糸巻き」と自虐的に呼んでいたが、すごく気に入って使ってきた。買って3年。とうとう型落ち。
そろそろ店頭に並ぶと言われている「BB-Xハイパーフォース2500DXG」が後継機種のようだ。BB-X ハイパーフォースMg 2500Dに比べていろんな面で軽いリールになっているらしい。自重が250グラムから230グラムと軽くなり、マグナムライトローター搭載のクイックレスポンスシリーズの一角を占める製品なのでギア比6.6のエキストラハイギア(最大巻上長98センチ)設定なのにハンドルの回し始めが随分と軽い感じに仕上がっているらしい。欲しいかと言われれば猛烈に欲しいけど……年に伊豆合宿での20日間くらいしか使わないようになっているリールを3万円以上かけて新調するのはさすがに贅沢にすぎるかとじっと我慢。
クロダイ狙いのウキフカセはへた釣りにとっては釣りの原点で、あ~だこ~だと考えて釣る楽しさ、思わぬ大物に出会える驚き、そして小物まで含めた道具に凝る道楽を教えてくれた。週末のみの電車釣行という制限があるため足しげく堤防や磯に通うことはできないが、末長くクロダイ釣りは続けていきたい。まだ十分に使えるハイパーフォースMg 2500Dでしばらく頑張って、次の後継機種が出たらそのときこそっ!!と物欲をねじ伏せ変な誓いを胸に秘めてしまうのであったw 少し前にも磯竿のIMガイド交換サービスに反応しちゃったし……クロダイに飢えてるのかも?
著者: へた釣り