シーバス師匠から「これ以上釣り物を増やさないように」と言われているにも関わらず、今やっている釣りがうまくいかないと、ほかの釣り物が気になって気になって仕方がないという悪癖は収まらない。THE FISHINGでマルイカ釣りを見て触手がウネウネ。小型電動リールも買う予定だし…。
へた釣りが好きな(というかやってみよう)と思う釣りの共通点は、竿を動かしまくっていい運動になりそうな釣りだってこと。イカならエギをシャクってシャクってなアオリイカ釣りにちょっぴり色気をだしていたのだが、テレビで見たマルイカ釣りが、カワハギに似ていてとっても楽しそうだった。ちょうどこれからシーズンだっていうし、気にならないかといえば猛烈に気になる。テレビで見ている分にはスミもあまり吐かないっぽいので、スミを吐く軟体動物恐怖症の対象外に見える。
スッテというエギをもっとシンプルにした傘針のついた円筒状の疑似餌を直結だかブランコだかで道糸につないで、誘って誘って掛けていくという釣りみたいだ。テレビで見ただけなのでよく分からないが、宙層タタキでマルイカが触れてきたら積極的にアワセていく。アワセ損なったら誘い下げて再挑戦って感じ? 掛かればもちろん楽しいし、掛けそこなって天を仰ぐ暇もなくリベンジを狙うのもまた楽しそうだ。買おうかな?と心が傾いているシーボーグ150Jは、まさにこの釣りのために設計されているような気がしてきた。
問題は道具なのだが、へた釣りがウィリーやアマダイで使っているフィルダーAMAMARUのMARUはマルイカのことなのでたぶん、竿は問題ない。リールは小型電動リールを買うのでOK。スッテは1本1本買うと結構いい値になりそうだが、「快適マルイカ直ブラ6本角仕掛け」という入門仕掛けが2000円で買えるし、予備のスッテも25本入りで3000円あれば買えるみたいだ。色が気にいらなければ油性のマジックで色塗ってもいいとテレビで言ってた。初期投資も少なくて済みそうなので……触手がウネウネしちゃう。
著者: へた釣り