電車釣行派のへた釣りは、キャリーが必須。クーラーとベスト型ライフジャケットや仕掛けなどの小物類を入れたバッグを積み重ねてキャリーに乗せてコロコロ引きながら、船宿に行く。竿はロッドベルトで束ねて、肩から下げる。1500円くらいの安いキャリーを3カ月に1回買ってるような…。
キャリーなんてそうそう壊れないでしょ…へた釣りもそう思っていたのだが、これがそうでもない。海に行くので潮風に晒されるとすぐに錆びてくる。錆びてくると金属の強度が落ちてるみたいで、クーラー空っぽの行きは問題なくても、帰り道氷水を入れたクーラーを載せて運んでいると、電車の乗り降りのときなどに荷台部分に負荷がかかるらしく、曲がってき始める。キャリーを預かってくれる船宿の方が多いが、ときどき預かってもらえず船に持ち込むと……塩水を浴びて1日で錆びが浮いているなんてことも。
そろそろ今使っているキャリーがダメになってきている。錆びはさほどでもないが、荷物を置く台が曲がって、クーラーを置くと滑って落ちることまであるという状態。1500円を3カ月ごとに払うのは馬鹿馬鹿しいので、耐荷重がなるべく高くて、錆びにくくて丈夫なキャリーを探した。評判がよかったのがNorthEagleの「FDキャリーカート100」というキャリー。ステンレスなのでアルミよりも錆びにくいし、耐荷重が90キロなので30リットルクーラー満タンに水を入れても余裕がある。価格は約5000円。1年買い換えずに済めば元は取れるのだが……キャリーに5000円は贅沢かなぁ~。
著者: へた釣り