ゴールデンウィーク2022第2戦は金沢八景・一之瀬丸から遠征ウィリー五目へ。いい日にあたれば魚種多彩&レア魚混じりでクーラー満タンなんてこともある釣りだが、ここ数年、なぜかオキメバルをうまく釣ることができず釣果が伸び悩んでいる。うまくいかないときは愚策を練るチャンスだ。
イサキは釣れるのにオキメバルの数が伸びない理由は、枝スの長さをウィリーをキビキビ動かした方がよいカイワリやイサキに合わせて短くしすぎたからではないかと推測している。カイワリやイサキ狙いのウィリー仕掛けの枝スは5センチ。いろいろ実験した結果、この長さに行きついた。ほかの人が魚信を出せないときでも枝ス5センチ仕掛けなら魚信を出すことができる。一方でこの仕掛けではチダイは滅多に釣れないことに気づいていた。オキアミには食ってくるので、チダイは枝スのウィリーには反応しない。
遠征ウィリーの仕掛けもカイワリ&イサキで実績があるため枝ス5センチにしてしまっていたが、オキメバルがチダイ同様短い枝スのウィリーの動きを嫌うとすれば、オキメバルがうまく釣れていないことの説明がつく。今回の釣行では、枝スの長さで釣れる魚が変わるかを実験してみることに。ウィリー4本針のカラーはピンク・ダーク系・ケイムラ・オレンジ。1つの仕掛けに枝ス長6センチ・8センチ・10センチ・12センチを入れてみた。この仕掛けを4組作ればカラーと枝ス長さの組み合わせが違う実験用の仕掛けが4つできる。同じシャクリで長い枝スにだけ食ってくる魚、短い枝スにだけ食ってくる魚がいて、有意な偏りがあれば実験成功なのだが……。
著者: へた釣り