宇佐美でのカイワリ釣りで釣果が思わしくないときは、潮が速くシャクリにくいということが多い。アミコマセを詰めたFLビシは想像以上に潮を受けて吹きあがってしまい、シャクってもコマセが出ないなんてことも。20号の増しオモリを持っていくようにはしているがあまり効果がなかった。
ウィリーでハナダイを狙っている釣り船でFLビシでもいいが「サニーちびライト」の使用が推奨されているのを発見する。コマセの撒きすぎを防止できるし、シルエットがスマートになるため、強くシャクったときの抵抗が小さくなり、強く軽く振れるようになる。強く軽く…スティ0でシャクり続けたいカイワリ釣りではそれだけで大きなメリットになる。サニーちびライトのサイズはφ33×85㎜、FLビシはφ42×90㎜ なので、詰められるコマセの量は58%になる。FLビシだと50センチ刻みで14回×3往復してコマセが少し残るようにコマセの撒き具合を調整している。同じ量コマセを撒くと約24シャクリ分、2往復で仕掛けを回収することにはなるが、潮が速い時の秘密兵器になりそうな気がする。
著者: へた釣り