沖の瀬などのやや深い水深で釣れるイサキは脂の乗りは今一つのことがあるが、尺イサキ多数にアカイサキ雄でクーラー六分釣行で釣れたイサキは抜群だった。いい群れに当たった? それとも良型ぞろいだったから? ラムネ風味の日本酒、文佳人夏純吟と共に初夏を先取り!!
イサキという魚…「剣崎のが最高」「初島のが美味い」といった具合に場所によって味に差があると言われる。「〇房のはねぇ…」「△島のイサキは…」なんて悪い評価を聞くこともある。概して水深が浅いポイントで釣れたイサキは美味しいことが多く、深くなればなるほど脂の乗りが悪くなると感じていた。その法則に則れば、沖の瀬の水深70メートルで釣れたイサキは抜群の味ではないはずだったが…一切れ食べてびっくりした。ぷりっと弾力のある身から旨味が口いっぱいに広がっていくらでも食べられる。ラムネ風味の後口が楽しい文佳人夏純吟で口の中をリセットしながら3匹分ほどぺろりとたいらげる。梅雨に旬を迎えるイサキと酸味が鮮やかな日本酒の組み合わせは初夏っぽくって最高だった。
著者: へた釣り