ラムネのような軽やかな酸味の後口が特徴の「文佳人」だが中でも初夏仕込の「夏純吟 うすにごり生」は最も鮮烈に鼻に抜ける酸味が楽しめる。予約開始と同時に申し込んでおいた4合瓶が届いた。フレッシュ&ジューシーな美酒は夏に旬を迎える魚に合うに違いない。何を肴に呑もうかな?
ハマチ(おそらく養殖物)のような脂の強い魚を食べたあとに一口含むと涙がでそうになるほどに美味しかったのを覚えている。文佳人は高知のお酒だ。高知でこの時期に程よく脂の乗った魚というと……カツオのたたきとの相性はどうだろう?と気になるが、カツオは釣るアテがない。ほかに初夏に旬を迎える魚の中で、釣れそうな魚というと梅雨イサキをまずは試してみたい。脂の乗った魚と相性がよいのは間違いないのでカイワリとの最高の美酒&最強のお刺身コラボもやってみよう。ほかに夏に旬を迎える江戸前の魚で釣ったことがあるのはマゴチ。ポン酢で食べる薄造りとも合う気がする。お酒は4本買った。4種の魚との組み合わせ…これから4週、週末の食卓が楽しみすぎる。
著者: へた釣り