毎月第3土曜の大阪行きでは77歳になる母の通院に付き添う。薬の服用を続ける必要がある病なので、緊急事態宣言下でも大阪行きだけは必要不可欠な外出に当たると考えていた。病院に相談したところ、電話で診療、処方箋の発行、薬の郵送に対応してもらえた。感染リスクを回避。
老人比率が高い病院の待合室は……はっきり書くと三密である。病院なので消毒用のアルコールが置かれていたり、定期的な換気などある程度の手当てはされていると思われるが、それでも3月に通院したとき、新型コロナウイルスに感染すると重症化する恐れのある母をこの空間にできれば連れてきたくないなと感じた。大阪にも緊急事態宣言が出た。患者である母を同行せずに自分だけ病院に行くことで処方箋を出してもらえないかと相談の電話をしたところ、電話での診療、薬の着払いでの郵送が可能であると説明を受ける。これはありがたい。母の感染リスクを抑えられるだけでなく、県をまたぐ(東京も大阪も緊急事態宣言中)移動を行わなくて済む。
自分の糖尿病の通院でも同じように通院せずに処方が受けられると思われる。糖尿病患者も新型コロナウイルスに感染すると重症化しやすいとされている。自身のHbA1cは5.2くらいと安定しているので重症化のリスクは高くない(血糖値が高いと炎症が激化しやすい)が、もし自分が無症状感染者であると考えると、基礎疾患のある人との接触は可能性な限り減らすに越したことはないはず。処方箋だけファックスで送ってもらえるようにお願いすることに。ご両親や自身の通院などは、できるだけこの特例的な方法を利用することをお勧めする。
著者: へた釣り