2束を目指す宣言して挑んだ剣崎沖イサキ8月期1戦目で目標の1/4以下の45匹と大惨敗を喫した。凹んでないといえばウソになる。とにかくソウダガツオによる邪魔がすさまじかった。昨季までは全長2メートル以下のショート仕掛けでかわせていたのに……今季は手強い。どうして?
ショート仕掛けが全く効果がないわけではない。仕掛けを落としている最中にソウダガツオに食らいつかれる頻度は、2.5メートルの船宿仕掛けを使っている人より圧倒的に低い。これでタナでイサキを針数付ければ魚の取り込み中にソウダガツオにやられることはなくなるのだが……今季はなかなか針数付けられない。巻き上げ最中にイサキが付いていない針にソウダガツオが食いついてイサキを振り落とすは、仕掛けをぶったぎっていくはでイライラする。ショート仕掛けは魚の取り込み中も素早く船べりにイサキを寄せられるのでソウダガツオを避けやすいのだが、ビシが海面に見えないうちにやられては……手の打ちようがない。
仕掛けを落としている最中、巻き上げ中にソウダガツオにやられているうちはまだ我慢できるが、船長からの指示ダナである「18メートルから12メートル」のタナの範囲内でもイサキより先にソウダガツオが食ってくるようになるとこれはもうお手上げである。仕掛けの長さなんて関係なくソウダガツオが飛びついてくる。イサキを釣るためにではなくソウダガツオにくれてやるために仕掛けを投入しているような状態に嫌気がさして上乗りさんに「ソウダガツオが邪魔でどうしようもない」と愚痴ると、「今年は特に多い」とのこと。魚影が濃すぎてショート仕掛け程度の工夫では通用しないってことか……。ソウダガツオだけでなく小型のシイラまでウィリーに食ってくる。全長1.5メートル以下2本針の超ショート仕掛けならかわせる? でも2本針で2束は厳しいよなぁ。
著者: へた釣り