開幕前の1月後半に雪が降ったので今年は東京湾奥のメバルは苦戦するかもという予測をしたのだが、下手の予想というのはだいたいハズレる。開幕週の週末の釣果を見ると、カサゴ混じりの釣果ではなく、メバルだけの釣果で竿頭の人なら20匹超えと快調だったようだ。早く行きたい。
メバルの釣果報告は、メバルとカサゴの合計数が書かれていることが多く把握しにくいのだが、メバルの釣況が本当によいときはメバルとカサゴを別に表記してくれる。青山船長の下にメバル釣りの鉄人さんたちが集う浦安・吉野屋だと、2月3日にメバル:18~27㎝・4~21匹、カサゴ:18~26㎝・5~44匹、2月4日はメバル:18~30㎝・0~27匹、カサゴ:18~27㎝・0~12匹と2月のメバル釣りにしては相当よい釣果だった。羽田・かみやでは2月3日はメバカサ:17~27㎝・10~30匹、2月4日はメバカサ:17~27㎝・13~22匹だった。3日は良型メバルを持った写真が載っているが4日は「カサゴ主体で拾い釣り」と説明されている。金沢八景沖の釣況はイチモチにリレーする一之瀬丸よりも弁天屋の方が分かりやすい。2月3日はメバル:16~24㎝・3~15匹、カサゴ:15~24㎝・5~24匹、2月4日はメバル:16~24㎝・1~19匹、カサゴ:15~26㎝・2~15匹。
2月3日は曇空で、2月4日は晴天だったが、空の明るい暗いに関係なく、メバルはそこそこ釣れてくれているようである。ただし、2月4日午後の南西風で潮が澄んでしまったようで、月曜日はどの船も苦戦している。海水温が下がり潮が澄む南風の翌日はやはり避けるべきみたいだ。かみやは曇天ではメバルが釣れ、晴天ではカサゴ主体になったが、ほかの2船宿ではメバルが問題なく釣れているのは、攻めるポイントが違うからかな? 特に八景沖のメバルの釣れる条件は、本牧沖を中心とした湾奥の条件とは全く違う気がしている。メバル釣りのテーマは冬の癒しの釣りなので、難しく考えなくても釣れる日に釣行したいなぁっと。
著者: へた釣り