カワハギ釣りの目標が「悪人面になる」ってまた変なこと言いだした。あの人の近くで釣ると魚を横取りされるから嫌だなって警戒される人になりたい。へた釣りにもこの人の顔はカワハギ釣りでは近くで見たくないって人が何人かいる。顔見ただけで心が縮こまってしまう悪人面をしている。
カワハギ界を代表する悪人面といえば、この人、カワハギ地獄の閻魔大王様である。へた釣りも悪人面を目指そうと考えたのは、この写真を見て思いついた。実に嫌な顔をしている。陸の上ならいいが、船上では絶対に見たくない。船下のカワハギを全部かっさらっちゃう顔である。船下に魚がいなければ船から離れたカワハギまで釣っちゃう顔である。カワハギ釣りの戦略を100個も作っちゃう顔である。くわばらくわばらである。
悪人顔に見えるかどうかは実は相性もある。へた釣りにとって、この世の中で最も凶悪な悪人面に見える顔はK泉名人だったりする。K泉名人とは釣りたいタナ(宙)が似ている上に、誘い方、魚信の出し方、魚の掛け方何一つかなわないので、近くで釣られるともうお手上げである。朝から顔を見ただけで心が萎える悪人面である。もう1人、羽田・かみやのY本名人も釣り座が近いってだけで、その日はやる気がすっかり失せる大悪人の顔をしている。この人も狙うタナが似ている。
本日は18時45分から、上州屋・渋谷店で悪人面の見本市(カワハギミーティング2017 IN 渋谷)が行われるので、見学しにいってくる。DKOの決勝に残っちゃうような悪人面だらけのミーティング&飲み会なので、強面に近づくための秘訣をちょっとくらいは聞ける気がする。今年のカワハギ釣行は悪人面指数で釣りが上手く行ったかどうかを表してみようかな。
著者: へた釣り