他人の言うことはあまり聞かない偏屈なので、釣りの入り口で迷うことがよくある。クロムツもそうだったが、10メートル幅を誘い探るという釣り方でこの2回うまくいっているので少しは見えてきた気がする。クロムツの次に攻略したいのが2連敗中のアカムツ。どんな誘いが効くのかな!?
深場挫折の原因になっていたのがクロムツとアカムツ。昨季クロムツは1釣行に1匹釣れるか釣れないかというペースだった。今季は2戦して4匹(船中5匹中)と12匹なので、クロムツに対するどうせ釣れないという引け目は感じなくなってきている。むしろ、来年は羽田・かみやのLT深場プチ大会に出ちゃおうかなぁなんて不遜なことまで考えだしている。もちろん達人さんの域には達してないが、ツボにハマればそこそこやれるんじゃという手応えを掴んできている。
こうなると一気に攻略したくなるのがアカムツだ。昨年、「東伊豆のアカムツは誘わない方がいい」と船長に言われたが、誘いまくって多動性なアカムツの攻略を目指してみる。まず試してみたいのが、クロムツと同じ誘い下げでアカムツが攻略できないかってこと。アカムツはクロムツほどには浮かない魚のようなので誘い幅は5メートルくらいかな? 竿いっぱいぶん誘い上げてゆっくり落としていくなんて誘いもありみたいだ。中錘を付けてカワハギ釣りのタタキのようにエサを動かすという釣り方も効果的なことがあるそうだ。
これまでの深場の経験だと、誘い上げに反応する魚と誘い下げに反応する魚がいるように思う。誘い上げに反応するのはシロムツとカゴカマス(≒スミヤキ)がその代表な気がする。誘い下げに反応するのはクロムツとメダイ。誘い上げを多用した昨季は前者ばかり釣り、誘い下げにした今季は前者はほとんど釣れずに後者が釣れている。アカムツにはどちらの誘いが有効なのか? 早くアカムツ童貞を卒業して、千匹釣り伝説始めたい!!
著者: へた釣り