寒波だ雪だと天気予報が騒がしいので大カマス船は出るのかな?と不安だったが、湘南片瀬・渚丸によれば「土曜日は凪で出船」できるみたい。最近の釣果は引っ掛け釣り有利。餌での釣りにこだわるとボウズもあるみたい。ツ抜けを目指すなら引っ掛け釣りじゃないと無理そうな感じだ。
深場のカワハギ釣りに例えられることもある大カマスは誘って誘って魚信を出して鋭くアワセて掛けていく。そんな釣りだと楽しみにしていたが、最近は引っ掛け釣りでないとほぼ釣れないという状況が続いているらしく「餌で挑戦したかたは、顔見れませんでした」なんて日も、いい日でも「今日は餌でも少し食いました」って程度なので、餌で釣ってみたいけど、引っ掛け釣りも視野に入れとかないと辛いだけの釣りになりそう。
引っ掛け釣りの釣り方を調べてみると……船長がアナウンスする指示ダナの下まで仕掛けを落とす。うまくいけば落としている最中にカマスが引っ掛かることもあるみたいで、そのときはサバがかかって仕掛けが落ちて行かないのと同じような感じになるみたい。タナまで落としたら電動リールの全力巻き上げでタナの上まで一気に巻く。巻いたらまたタナの下まで仕掛けを落とすの繰り返し。船下にはカマスの大きな群れがあるようで、この繰り返しで引っ掛けていくという釣りになるみたい。置き竿でひたすらクラッチと電動レバーを操作するだけ? 面白いの、それ?って疑問は沸くが、人気の釣り物なのでたぶん面白いんだと思う。
船宿のサイトで餌釣り用の仕掛けが売られているのを確認していたが、引っ掛け用の仕掛けは確認できなかった。フグ用のカットウ針があれば自作は難しくはなさそうだが、カットウ針は結んでしまうと持ち運びが不便(トートバッグを突き破った経験あり)という問題が……かといって出船ギリギリに到着予定なので出船前に仕掛けを結ぶのは慌ただしい。船宿に電話して確認してみると「引っ掛け用の仕掛けも売っている」とのこと。300円らしいのでこれを買うことにしよう。
著者: へた釣り