サバフグが怖くて使いにくいが気になるカワハギオモリ2種

水中映像を見ているとカワハギは餌のアサリにではなく、オモリを見つけて寄ってくる。オモリを追い掛けているうちに目の前に美味しそうなアサリがあると、ようやくオモリのことは忘れてアサリを追いかけだすように見える。カワハギの集魚にアピール度の高いオモリは欠かせない。

オモリのアピール度を上げるためにオモリの下にアワビ貼りブレードを装着し、アピール度では普通のオモリには負けないようにしてきたが、今季はちょっとアワビ貼りブレードを投入しづらい。というのも、カワハギも確かに寄せるがフグにも効果絶大で、船の下にいるフグを一手に引き受けてるんじゃない？って気分になることがある。サバフグだらけとの噂の竹岡沖では……。今年はピカイチくんfeat.アワビ貼りブレードで更なるアピール力アップを考えていたのだが……サバフグは全部俺に任せとけ!!ってことになりかねない？

という状況なのでいつもなら購入を検討することもない、アワビ貼りブレードを装着できない（下部にアイがない）タイプのオモリで気になる物をいくつか買ってみた。がまかつの競技カワハギヒラ打ちシンカーはフワフワとした軽い竿の操作でも海中でよく動く形状になっている。フワフワと誘い下げながらカワハギからのコンタクトを待つときなどに有用だと思う。ただし、オモリの大部分がピカピカの銀色でフラッシング効果抜群なので、これはこれでサバフグの餌食になっちゃうかもという予感がする。

櫻井釣漁具のフォールシンカーは仕掛け投入中に左右非対称のオモリがイレギュラーに動くことで「抜群の誘いを演出」してくれるらしい。どのくらいの速度で落とせばイレギュラーアクションが発生するのか分からないので、仕掛け投入直後にだけ効果があるのか、それとも一連の誘いの中でのゆっくりとした誘い下げでも効果があるのかはよく分からない。オモリ表面にはオーロラパウダーという小さい光る粉が点在しているが、フグを寄せるほど派手ではない気がする。

竹岡沖はサバフグが相当うるさいという噂は聞いているが、どのレベルでうるさいのかは……今年は一度も竹岡沖に出撃していないので分かっていない。カワハギ釣りではこれまで使ったことはないが、無垢のオモリも1個くらいは持って行くつもり。今週末の江戸前釣りサ－キット大会カワハギの部で竹岡沖に初出撃の予定。1匹全長勝負なので、あまり動かさず（サバフグを寄せず）、そのうち良型が食ってくると信じて、じっくりやってみるしかないのかなぁ。仕掛けを動かしちゃいけないカワハギ釣りはあまり楽しそうじゃないので、サバフグどっか行ってくれないかなぁ。

2016年10月17日 17:00

著者: へた釣り