電車釣行で異臭騒ぎを起こさないようにすごく気をつけているつもりだったのに……やってしまった。昨日、金沢八景駅に魚臭い海水氷をぶちまけた。海水氷が入って重くなったシークールキャリーは順手ではなく逆手で持つが正解? それともストラップで手首に繋いで転倒に備えるべき?
実はこれまでにも何度か手を滑らせて道でクーラーを倒してしまっていたが幸いなことに蓋が開いて中の物が路上に撒け出てしまうという惨事は免れていた。クーラーが空っぽの状態で手を滑らせたことはない。タイヤが段差に引っ掛かることでクーラー内の海水氷が激しく動き取手の部分に一瞬だけ強い負荷がかかるのだと思われる。大きな段差を超えるときは持つ側も用心しているので問題ない。多くの場合、どの段差に引っ掛かったんだろう?というレベルの小さな段差が原因となる。用心していないため取手を強くは握っていない。え?っと思った瞬間にはクーラーは倒れてしまっている。
昨日はカイワリ、キントキ込みでクーラー満タン♪だった。お刺身で食べたい魚がいっぱいいたので、海水氷を傾けてもこぼれないギリギリの量入れてあった。いつもよりクーラーが重かったし段差で暴れる海水氷の量も多かった。駅のホームにはそれほど大きな段差はない。でも、普段ならその存在が全く気にならないであろう小さな段差にタイヤが引っ掛かった瞬間に手から取手が滑り落ち、クーラーが倒れた。さらに悪いことに蓋のロックが外れてしまい中に入っていた海水氷も魚もホームの上に撒け出てしまった。慌てて魚を拾ってクーラーに収めたものの、液体はどうすることもできない。この時点では冷えているのでそれほど臭くはなかったが次第に悪臭を放ち出したに違いない。
どうすれば同じ失敗をしないで済むかと考えたところ、海水氷が入った状態のシークールキャリーは順手ではなく逆手に持つといいように思う。少し引っ張りにくくはなるが、衆人の前であまり自慢できないことが多いその日の釣果と異臭のする液体を撒き散らしてばつの悪い思いをするのは一度だけで十分だ。あるいは手首とキャリーの取手を結ぶストラップ(Wiiリモコンのを流用できる?)で手が滑っても転倒はしないように対策しようと考えている。
著者: へた釣り