すぐ横で32センチ釣行でスマックのメカニカルブレーキノブを海に落っことした。海に捧げたのはかみやのカワハギプチ大会に続いて今年2度目。実はその間、TKB予選通ったぁ~釣行でも…船内のバケツに落として事なきを得ている。いくら何でも頻度が高すぎる。原因を探ってみると…。
今回はリールからノブが外れて海に落ちていく瞬間を見ていた。宙で激しくタタいてタタキ下げ終わって竿を止めた瞬間ノブがポロリとリールから外れて音もなく落ちて行った。シーバス師匠改めS井プロから「メカニカルブレーキはスプールが左右にカタカタしない限界のところまで緩めた状態からいくら緩めても抵抗は変わりません」と教わってから、ノブが緩みすぎてないのを確認してから釣り始めていたのだが……。やっぱり絆創膏貼っとけばよかった?
ノブが落ちた瞬間を見ていたので、なんとなく原因は分かった。今季から使い始めたメタリアカワハギMMH-175+スマックを使って宙でタタくために強く竿を握ろうとすると親指の位置が絶妙な加減でメカニカルブレーキノブに触れる位置にきてしまう。そのうち少しずつノブが緩んでいってポロリとなっちゃうのではないかと……。写真はノブに互換性のある子供1号のスポルザのノブを拝借して撮影した。
スマックは昨季までは閃迅カワハギと組み合わせて使っていた。そのときはノブが落ちるというトラブルはなかったので、閃迅カワハギのリールシートにスマックを装着して握ってみると…あれ? 親指の位置はスプールの上。わざとやっているわけではない。親指は一番力が入りやすく握りやすい位置に自然に定まる。
とすると問題はメタリアカワハギMMH-175のリールシートの方?と、試しに予備リールのスコーピオンを付けて握ってみると…親指はちゃんとスプールの上に来る。メタリアカワハギMMH-175+スマックと、へた釣りの他人より不器用で大きな手の組み合わせが不幸の元ってことかっ!
今季の好釣果をもたらしてくれているメタリアカワハギMMH-175は変えられない。手を付け換えるのは不可能。とするとリールを変えるしかないのだが……TKB決勝のリールはダイワ製という縛りがあった気がするし……と、うだうだ考えてると、こうなりゃメカニカルブレーキノブなんかもういらんわ! 防水性のある絆創膏貼っときゃOK!!という乱暴な結論に至る。
著者: へた釣り