2015年の初釣りは伊豆で済ませてきたが、東京湾の初釣りは今週末。1月はあれも釣りたい、これも釣りたい、もっと釣りたい、もっともっと釣りたい月間だったりする。候補はタチウオ、オニカサゴ、アマダイの3つ。どれも釣って面白く、食って美味しい魚ばかり。悩むのがこれまた楽しい。
決められない。決められないから道具に不足がないかをチェックする。不足があればその釣り物を東京湾初釣りの候補から外すつもりだったのだが、こんなときに限って、3つとも何も買い足さなくても釣りに行けちゃうんだよなぁ~。仕掛けもものの数分もあれば作れちゃう釣り物ばかりなので、早めに決めて仕掛けの準備をしておく必要もない。となると……前日に予約を入れるその瞬間まで悩むことを楽しもうと決めた。
タチウオの仕掛けは針さえあれば大丈夫。ハリスは4号と5号を常備してあるので1.5メートルのハリスに針を結べば準備完了。仕掛けで工夫できるのは針のチモト部に透明パイプや夜光パイプをかぶせるかどうかだけ。タチウオの鋭い歯からチモトを守るためなのだが、タチウオのでっかい口と切れ味抜群の歯を見ていると気休め程度にすぎないなぁという気がしていたりする。針のチモトがちゃんと口の外に出ていればパイプの有無はあまり関係ないような……。
オニカサゴはオレンジの針と丈夫な親子サルカンがあればOK。ハリスは6号を使っている。これまた親子サルカンから針を2本出すだけの吹き流し仕掛けなので釣り場に着いてから作っても出航前にその日必要な2、3組の仕掛けは十分に作れてしまう。仕掛けにビーズなどの装飾品を増やすと釣果が悪くなった気がするので、餌が海底付近でヒラヒラすればそれでOKと考えシンプルな仕掛けにしようと考えている。でもせっかく買ったのでオニカサゴに効果抜群(と書いてあった)の「鬼火」だけは気分転換用(サメ釣り用?)に持って行こう。
アマダイもオニカサゴの仕掛けとほぼ同じで、ハリスを細く、針や親子サルカンを小さくするだけで作れる。ハリスは4号。針はチヌ針の4号。昨季の最終戦でH賀達人から「4センチのルミックスダンサーが効く」と教わったので一応持って行くことに。絶対に忘れちゃいけないのがガン玉。竿を動かしまくり誘いまくって釣るので、シャクったあとにハリスが早く張るようにガン玉が必要だ。この釣り方だとカイワリがよく混じる。アマダイメインにカイワリに色気を出すならガン玉&ウィリーシャクリ。
著者: へた釣り