春のエビマゴチを閉幕するにあたって、未練がましいことを書いてみる。背中をイカにちょとだけ噛まれて死んでしまったサイマキエビの再利用法を真面目に考えている。一つテンヤマゴチは船が混雑しているとダメだと分かった。15号の錘を使ったダウンショットリグ・マゴチならどうだろう?
せっかく買いそろえた一つテンヤを一度も使ってないうちに早くもほかの釣り方かいっ!!というツッコミを自分に入れつつも、2~3号のテンヤは論外で、6~8号のテンヤを使ってもオマツリを恐れずに楽しめるほど釣り座に余裕があることは週末釣行組のへた釣りにはないなってことに気付いた。死んだエビを再利用できる代わりの釣り方を考えてみる。
ダウンショットリグならタナは底近辺を確実にキープできるし、ワームでも死んだり弱ったりしたエビでもバッチリなのではないかと考え始める。15号の錘さえ用意すれば簡単に仕掛けを作れる。ヒラメはダウンショットリグで狙うことがあり、それにマゴチが食いつくってことはよくあるみたいなので、15号のシンカーでオマツリを気にしないでダウンショットリグ・マゴチはありのような気がする。軽くキャストも効くので探れる範囲も広くなる。錘は底を付けたまま針と錘の間にガン玉を付けて仕掛けを張ったりタルマたりすればエビっぽい動きになるのでは???
2oz(56グラム=14.9号)のパレットシンカーを買えば、テキサスリグも可能なのではないかと思い始めてきた。テキサスリグでの釣りは釧路港のロックフィッシュゲームで経験があり、底近辺で持ち上げたり落としたりを繰り返していれば…釣れる? タックルはシーバス用に買ったジガースティック ライトJSL60ULCで強度不足ということはないはず。マゴチを食いつかせるところまで成功すれば、あとは活きエビを使ったマゴチ釣りとアワセる要領は同じだと思われる。テキサスリグでもマゴチが釣れることは確認できている。
で、さらに調べてみると、硬いエビよりも柔らかいワームの方が、マゴチが一口に吸い込むので釣れる可能性があがるらしい。マゴチは目で餌が落ちてくるのを追っているような気がするので、リアルなエビに似たワームがないかと探していると、「リアワーム エビ」を発見。サイズが普段使っている活きエビに比べて少し小さいような気もするが、一口に吸い込んでもらうって目的を考えると、このサイズでいいのかな? でも、死んだエビの再利用が目的なのにワームを買うのは本末転倒だよなぁ~、なんてことを考えていると、今季のマゴチ釣り閉幕を取り消すことになっちゃいそうなので、これ以上考えないことにしよう。
著者: へた釣り