5月18日に行われる江戸前釣りサ-キット大会マゴチの部に出る。席に恵まれなかったときに長竿を使って攻める筋目を変えてみるのが、マゴチ釣りでは有効と教わり、一度試してみようかなぁっと。長い竿を探して釣り具倉庫を引っ掻き回した。磯竿の島風3-370がひょっとして使える?
マゴチ竿は、穂先が柔らかく餌をくわえたマゴチに違和感を与えないことが必須。さらにアワセが強く決まる竿でなくてはならない。そんな特性を備えている長め(3メートル以上)の竿はというと……。船竿ではヒラメ&ワラサ用に買ったタイドスター50-300が最長の竿。錘負荷30-120号だ。15号の錘をぶら下げてみたが、これではおそらく魚信を弾くだけのような。マゴチ竿は2.4~2.7メートルの物が多いので3メートルでは攻める筋を変えるという効果も薄そうだ。
3.5メートル以上の竿を探して竿置き場をガサゴソ。あった! サビキ用に使っていた磯竿の1.5号360センチ、2号360センチ、3号370センチ。磯竿なので穂先が繊細なのは間違いないし、マゴチの食い込みに合わせて竿先が海面まで曲がってくれそう。竿の長さがある分、アワセもしっかりと決まるはずだ。試しに15号の錘をぶら下げてみた。「BRAVE ISO 1.5号 360」だと錘の重さだけで海面に穂先が刺さってしまいそう。「PROSTAGE NUMBER ISO 2号 360」でも錘の重さに潮の流れが加わるときつそうな感じ。
唯一、「HOLIDAY 島風 3-370」という竿ならもしかして使えるかもな曲がり具合。錘をぶら下げた状態の竿の曲がりはいつも使っている「ベイゲーム コチ・スズキ240」に似ている気がする。錘を手で引っ張って見たときに感じる竿の反発力はコチ・スズキ240の方が少し強め。食い込みという点でも問題はなさそうな気がする。既にカタログ落ちして久しい竿だが「磯釣りはもちろん、防波堤からのサビキ釣や、ちょっとした投げる釣りに、そしてボートからの小物釣りにと応用範囲の広いロッド」らしい。
マゴチって小物釣り?という不安はあるが、明日のマゴチ釣りに島風 3-370を持って行ってみよう。席に余裕があれば2本竿で、余裕がなければ時間を区切って長竿で何か結果が変わるのか試してみるつもり。ぜかましちゃんでマゴチ釣れるかなぁ~♪
著者: へた釣り