師匠たちが1つテンヤでマダイの何キロ、ヒラメの何キロと書いているのを見て、大して大物を狙って釣っているわけでもないくせに重量を測れる道具が欲しくなった。ちょうど「ピシーズ ガンスタイル デジタルフィッシュグリップ」という製品が手が出そうな価格で発売されたので狙っていた。
25キロまで計測可能と書かれていたので、もっとごっつい物を想像していたのだが、掌サイズでタックルケースに入れておいても邪魔にならないサイズ。(よく考えればグリップ部が手の大きさのわけで想像できたんだけどね)。専用のケース(ベルトなどに装着可能)と尻手ロープが付いている。腰から吊るしたホルスターから銃を抜いて使うからガンスタイルってこと? 重くはない(安いフィッシュグリップよりも軽いと感じる)ので、大物が釣れそうな予感があるときは腰からぶら下げておくのも大物への期待感が増して悪くないかも。
グリップを握って、トリガーを引くと先が開く。トリガーを放すと魚の口をしっかりとホールドする。実際に魚を掴んでみたわけではないが、いろんなものを掴んでみた感じでは、使いにくいとは感じない。25キロまでは対応しているわけで、へた釣りにとっての大物相手ならホールドできないってことはないはずだ。電池の蓋部分(あまり防水性能が高いようには見えない)から浸水したり、内部が錆びそうで、ちゃんとメンテしないと寿命が短いかもというのが唯一の不安。電池の蓋には防水のシールを貼ろうかなと考えている。
最後に重量計測。5キロとか10キロのダンベルがあればよかったのだが、体を鍛える習慣がないため、家にある重さが分かっている物といえば釣り用の錘しかない。タチウオ用に買った80号と100号が一番重い錘だったので、これを計測。kg表示にすると小数点二桁まで表示される。80号の錘を挟んで釣り下げてみるとカウンターの表示は「0.30kg」。1号は3.75グラムなので、3.75×80=300グラムなので誤差なし! 100号だと「0.38kg」で3.75×100=375グラムなので、小数点以下三桁目を四捨五入したと考えると誤差なし!! ものすごく正確だ。安いデジタルカウンターには誤差がある物が多いと聞いていたので、これだけでもいい買い物したかもと感動っ!!
著者: へた釣り