船釣りは濡れることが前提のレジャー。びしょ濡れにはなりたくないが、なることも覚悟しておかなくてはならない。波の飛沫を被ることもあるし、天候が崩れて雨の中での釣りになることもある。濡れて困るものはキャビンへ入れておくべきだが…体から離したくない財布の扱いに困っていた。
冬よりも夏の方が問題だ。暑いのはいやなので濡れると分かっていても厚着はしない。服なんて濡れたら濡れたで涼しくなるからいいやと割り切っているのだが……財布だけは濡れたら困る。水を含んだお札はなかなか乾かない。下船して帰りにお金を使うとき……ひどく困ることになる。「濡れててすいません」と店員に告げると、雨が降っているわけでもないのに「何で濡れてのですか?」と怪訝な顔をされることもしばしば。一番辛かったのは小銭がなくバスに乗ろうとすると……お札が挿入口に入っていかずに「どこかのお店で両替して次のバスに乗ってください」と言われた。
「COOLPIX AW100」を購入すると、キャンペーンでもらえたモンベルの防水財布(O.D.Wallet)がいたく気に入っている。釣りに行くのに必要なお金と船宿のポイントカードや割引クーポンが常時入れてあるので忘れることはない。普段使っている財布からPASMOだけ移せばいいだけにしてある。へた釣りの場合、船酔い対策でキャビンには入らない。海の荒れ具合によっては移動時にほかの人より大量に波をかぶるリスクが高い。防水財布を使い始めてからは、下着まで濡れても財布の中身は無事だったりする。
著者: へた釣り