力加減を知らずとにかく速く鋭くシャクるのが好きなのでテンビンを破断させる頻度でいえば日本トップクラスの釣り人なのではないかと、何の自慢にもならないことを考えている。80号のビシを力いっぱい振れるテンビンを求めて、JOKERというメーカーの「ホワイトジャックF」を購入してみた。
ホワイトジャックFは弓型天秤の1種ではあるが、ヤマシタなど釣具店でよく見る弓型天秤とは少し形状が違う。ビシをぶら下げてみた感じだと海中での姿勢は弓型と直線天秤とのちょうど中間くらいではないかと想像される。直線天秤よりアームにクッション性があるので魚信を弾きにくく増幅して竿先に伝えてくれそう。一方で弓型天秤よりアームと仕掛けが直線になっているのでウィリーへのお触りのような微小の魚信の察知に優れている?
SUS301というステンレス製で硬度に優れるそうだ。形状的にはビシを接続するアーム部にシャクリの負荷が集中するかもという不安はあるがSUS301の丈夫さを信じたい。サルカンなどのパーツはかなり丈夫で大きめのものが採用されており、80号での使用は想定内と思われる。1.5mm径のアーム長25センチと35センチの物を買った。25センチはアジで、35センチはカイワリ五目で投入してみようと考えている。
著者: へた釣り