釣った魚をお刺身で食べるのが大好きなので、アニサキスによる食中毒が急増しているというニュースが気になる。市場向けには高圧電流を一瞬通して駆除する機械が開発されているようだが家庭に導入できるものではない。アニサキス発見法で手っ取り早いのはブラックライトらしい。
部屋を暗くして波長365nmのUV懐中電灯(ブラックライト)を照射すると、アニサキスが青白く光る。そのまま食べたら危険なことが一目瞭然となっている写真を何枚か発見した。内臓に寄生している状態でもはっきりと分かるので、お刺身で食べる状態に切ってある身ならまず見落としようがない。アニサキスが怖いのでサバはなるべく持ち帰らないようにしていたが、アジやイワシなどにも寄生しているようだし、この1年間で釣って生で食べた記憶があるアカムツ、キンメダイ、クロムツ、タチウオ、チダイ、ホウボウ、マゴチ、マダイからもアニサキスが検出されている(東京都健康安全研究センターの調査)。波長365nmのUV懐中電灯のお値段は4700円くらい。アニサキスの治療費は内視鏡での手術となるので2万5000円以上かかると聞く。
著者: へた釣り