吹き流しの仕掛けを使っているとき、天秤を持ち上げるとエサは上がる? 下がる? エサの位置と天秤の位置の高さ以上を一気に持ちあげればエサは上がるが、ゆっくりと天秤を持ち上げればエサは下がると想像している。最大37cmでおみくじは小吉釣行は超スロー巻きが上手くいった。
エサは海中では抵抗になって潮流れが速いとオキアミなど軽いエサなら吹きあがってしまうことがある。アマダイの仕掛けにガン玉を打つのは吹きあがりを抑えるためだと思う。オニカサゴのエサはサバの切り身などの身エサなのでオキアミほどには吹きあがりはしないだろうがエサの重さと潮の速さの相関によって深めのポイントでアマダイやオニカサゴなどの底棲魚を狙う釣りのタナ取りが難しくなっている。へた釣りがアマダイやオニカサゴに苦手意識を持っているのはタナ取りがどうにも計算通りにいかないから。特にアマダイはハマれば釣れるがダメなときは頭の中を???だらけにしながら悩み続けることになる。当然、釣果は安定しない。
オニカサゴもタナ取りがうまくできずに苦しんでいる。15戦して11回ボウズをくらっているなんともならない釣りだが、昨年から少し光明が差し始めている。3戦で5匹釣っているのだから釣果も上向いてきている。タナを底から何センチと合わせることは放棄した。枝スの長さである30センチだけオモリを底から切ったら電動リールで超スローに巻き上げる。仕掛けの長さ分巻き上げたらクラッチを切って底を取り直す。これを延々繰り返すだけ。巻き上げ速度は駆け下がりなら可能な限りゆっくりと、駆け上がりならオモリが底をトントンと叩かない速度に合わせる。天秤をゆっくり持ち上げるとエサは吹きあがらずに下方向に動くはず。エサが常時動いているので魚にエサを見つけてもらいやすいはず。上から落ちてくるエサに反応する底棲魚にはちょうどいい誘いになる気がするのだが……。正解かどうかの確信はないが、妄想上は成立している。近いうちにアマダイで超スロー巻き誘いを試してみたい。
著者: へた釣り