ナチュラムに注文したバルケッタCI4+に換装する100mmハンドル、DRESSの「デトネーター タイタンライト ジュエル」がもう届いた。初めてのサードパーティ製のハンドルにうまく付けられるかしらと少し不安だった。無知&不器用ゆえに手こずりはしたが、なんとかなった……と思う、たぶん。
90ミリのハンドルを100ミリに換えるとどれくらいパワーアップするのか。たぶん滑車の原理で説明できると思う。リールの軸から45ミリのノブを100の力で回すのと同じパワーを得るのに50ミリの位置のノブなら90の力でいいようになるはず。11%パワーアップするはずだ。11%という数字ではピンときにくいが1日ハンドルを回し続け、時に入れ食い状態で休むことなく魚を巻き上げることになる剣崎沖のイサキ釣りでは結構重要な11%のような気がする。
ハンドルの付け換えはこれまでも何度かやっているので、そう苦労することはないだろうと思っていたのだが、D.I,Y.な作業をすると普通の人では考えられないことが起きるのがへた釣りである。まずは……元のハンドルを外したらいきなり、ハンドルの軸に付いていたワッシャーのような物がとれてしまう。でもって中からは小さな金属とバネが飛び出てくる。心の準備ができてなかったので悲鳴をあげちゃったよ。部品はなくならずに済んだが、パーツをどの方向にどうはめればいいのか全く分からずに何度もはめる向きや順番を考えながらやり直し。ちゃんと付けないとドラグを回したときのカチカチ音がならなくなった。U原工房行きかもと覚悟したがなんとかなった。
次はいよいよ新しいハンドルを装着するわけだが、ハンドルの軸を通す部分の穴の形状が随分ちがうなぁと気付く。普通の人はこんなはずはないとすぐに分かるのだろうが、へた釣りは取りあえずやってみてから考える人なので、このままリールに装着しようとするが何度やってもうまくいかない。センタープレートという別のパーツがこっそりと箱の中に入っていたことに気付くまでたっぷり30分ほどあ~でもない、こ~でもないと悩みまくる。プラモデルも説明書読まないから最後まで組み立てられないんだよね~www でも、何でもやってみてから考えるという性格のおかげで飽きずに釣りが楽しめるんだよね~www
そんなわけでハンドルを換装するだけでたっぷり1時間ほどの時間を要してしまったが、無事できたような気がする。「バルケッタCI4+剣崎イサキSP」と命名することにした。定価が高いハンドルだけあってノブの回転がすごく滑らかなことと、軽い力でしっかり握りやすいことにビックリした。1日シャクリ続けるとペンダコと同じ場所にできるウィリーダコができなくなるような気がする。6月下旬に予定している次回イサキ釣行で投入予定。
著者: へた釣り