6月1日に解禁となる剣崎沖のイサキの準備をそろそろしないとなと考えていたら、ハヤブサから「逆ウィリー」なんて仕掛けが出ているのを知る。針の軸にウィリーの糸を巻くのではなく、チモトから針先とは逆方向にウィリーが出ている。おそらくエサとウィリーを両立させるためだと思う。
6月の解禁からしばらくはイサキはウィリーへの反応が鈍いことが多く、一番下の針にはオキアミを付けて釣り始めることが多い。ウィリーにちゃんと食ってくることを確認したらすべてウィリーの仕掛けに切り替えるのだが、6月初旬から中旬はオキアミがないと全く勝負ができない日が結構ある。逆ウィリーが通用するのなら、オキアミを装餌する用の仕掛けを用意する必要がなくなるので、仕掛け作りが楽になる。
また、洲の崎沖のウィリー五目だと、基本一番下の針はオキアミ用なのだが、シャクっているうちによくオキアミが取れてしまう。逆ウィリーならオキアミが取れてしまったあとも魚が釣れる可能性がある。通常のウィリーと逆ウィリーで魚の食いが変わらないなら、思い切って全部の針を逆ウィリーにして、餌とウィリーのハイブリット仕掛けを作れる。ウィリーに魚が反応してくれないなんて日にはなるべくならあたりたくないが、そういう日によくあたる。
著者: へた釣り