次に夜アナゴに行くときは短めの竿2本で小突きまくってみようと竿立てからサグリストなる2000円で買ったテトラ竿を引っ張りだす。手元から2つめのガイドが何かおかしい。金属が割れて中の輪がなくなっている。気付いてよかった。激安の竿を使うならガイドくらい交換できないとダメかも!?
フラッグシップモデルで最新の技術が採用されている高級竿を除くと、竿の値段はガイドとリールシートの品質でほぼ決まると聞いたことがある。サグリストは110センチと短い竿でガイドの数は少ないが、2000円で買える物なのであまりいいガイドは付いていない。それをテトラの穴に突っ込んで多少なら竿が擦れるのも止むなしという使い方をするのだから、もともと丈夫ではないガイドが破損したってことだと思う。金属部にサビも浮いていたのでメンテも悪かったかも。
そういえば、S藤名人からいただいた船あなご125はトップガイドとリールシートを交換してあるS藤名人スペシャルチューンだった。トップガイドを交換するだけで糸からみが格段に減るんだという。リールシートは竿の頑強性を上げるために換装したんだと思われる。激安品ではない船あなご125ですらチューンアップする必要があるわけで、激安品をそのまま使い続けようというのがそもそも無謀だってことかな。
ガイド内部の輪は幸いなことに竿袋の中に残っていたので取りあえずは瞬間接着剤でガイドの金属に固定しておく。応急処置にはなったと思うがもともと丈夫ではないガイドがさらに弱くなったわけで、使い続けるにはガイドを交換する必要がありそう。ついでにトップガイドもS藤名人チューンを参考に付け換えちゃおうかなと考えている。穂先をよく折るのでトップガイドの交換はこれまで何度か経験はあるが元竿のガイドを外すのは初めて。失敗したって1年半前に買った2000円の竿だと割り切って挑戦してみようと思う。無事外せたらガイドを買いに行こう。
著者: へた釣り