「日本書紀」が本文とは違う異説を書き留めておくのに使ったのが「一書(あるふみ)に曰く」。初めてその表現に触れたとき、かっちょぇ~♪と感動した。オニカサゴの釣り方の口伝を採択したら、その後いろんな異説を教えてくださる人が現れる。一書に曰くとしてまとめてみることにする。
根掛かりが怖いので、着底したらすぐに錘を底から離すってことばかり意識していた。Twitterで教えてもらったのが「錘の後から餌が落ちてきて、それをオニカサゴが見つけて食う時間を作らないと」ってことだった。カサゴ釣りだと餌を落とした直後が最大のチャンスタイム。根掛かりを恐れて錘をすぐに底から切ってしまうとそのチャンスタイムを逃すってことかな? オマツリや根掛かりが発生しない範囲でなるべく着底直後は粘ってみるというのを心がけると、魚信を出せるかもしれない。
巻き上げ中に激しく暴れるのがオニカサゴ。暴れたさいに針の穴が広がってバラシに繋がると思い、ドラグを少し緩めに、オニカサゴが抵抗したとき巻き上げが止まるくらい調整しようと思っていたのだが、「45センチまではドラグガチガチでOK」と断言されると、そうなのか!と考えなおす。締めきるのも怖いのでドラグMAXから2クリックくらい緩めてやってみようと決める。
針を飲ませてしまうとハリス切れがあるので、アワセるタイミングは?と悩んでいたが、魚信があってから3、4秒待ってアワセるというアドバイスと、魚信があったら竿先を送ってから2度目の魚信を待ってゆっくりアワセるというアドバイスをいただく。そもそもオニカサゴは勝手に針掛かりするからアワセなんて不要って人もいて、アワセるタイミングに関してはさらに混乱中。魚信があってから悩むことにしようw
餌についてはどうやらカツオのハラモが評判いいぞと、これに決めたのだが、決めたあとから特餌はこっちという異説を教えてもらってう~~~むとなるw 新鮮なサバ短、スルメイカ、サンマのビッグベイト(半身から2~3枚取る)、鮭皮こそ最強……全部そろえて持って行くことはできないので、弱ったなぁっと。でも、いろんな人がそれぞれ異なる餌を特餌だと主張しているわけで、餌よりも腕が大事なんだろうなぁ~。餌によって釣り方が変わるってこともあり得る?
著者: へた釣り