1.5号のハリスを枝スとして使うことが多いウィリー釣りで、へた釣りは枝スのヨレに苦しんでいる。イサキでも沖のウィリーでもすぐに枝スがチリチリになってしまい、元スに変な風に巻きつく。枝スがヨレたら交換した方がいいのは分かっているが、それではいくつ仕掛けがあっても足りない。
ヨレる原因は分かっている。小さな魚が針掛かりしてしまい、巻き上げ中にその魚がクルクル回って、枝スをチリチリにしてくれる。イサキなら水深が深くても30メートルくらいなので、魚が回らないように気をつけてゆっくり巻き上げるのだが、水深が100メートルということもある沖のウィリーでは、100%リリースすることになる小魚を回収するためにゆっくり巻くのはつらい。電動リールを全速で巻くと仕掛けが使い物にならなくなるので中速くらいで巻き上げる。それでも、仕掛けにヨレが入ってくる。低速にすればひょっとしたらヨレは解消するかもしれないが、釣っている時間が無駄になる。
枝スがチリチリになり、不規則に元スに巻きついてしまった仕掛けは、まずは絡みを正し、ヨレてしまった部分を指の腹でしごくようにして少しでもヨレが解消するようにしている。この作業が結構時間がかかるくせにヨレが完璧に直るわけではないのでストレスが溜まる。で、見つけたのが「糸クセトール」というヨレ取り専門グッズ。ラバー素材でヨレたハリスを挟んでしごけば糸ヨレがきれいに取れるという物らしい。指でしごくよりはがっちり掴める分、糸ヨレが取れやすいってことだろうか? 500円くらいで買えるので、効果あるの?という疑念を抱えつつも見つけたら買おうと決める。
著者: へた釣り