2012年はどうもおかしい。釣れないのは毎年のことなのでいいのだが、PEラインがとにかくよく切れる。電動リールに巻いてあったラインは300メートルが残り80メートルに、LT用のリールもビシロスト×2で新品に巻き替えた。PEラインは安くない。少しでも長く使えるようにメンテナンスする。
いくらなんでも高すぎない???と言いつつも、電動リール用のラインはウルトラダイニーマWX8 100m連結3号×4を注文した。あまりによく切れるのに嫌気がさして少しでも切れにくいラインをと大阪弁でいうところの「はりこんで」みたわけだ。東京の言葉なら「奢って」ってとこだろうか? 100メートルあたり3070円のライン…そうそう切られてはたまらないので、ちゃんとメンテナンスしよう。
まずは、糸を巻く段階から丁寧に巻いてみようと決意し、買ったのが「テンションアジャスターS」。電動リールに糸を巻くときは、濡れたタオルでリールのカウンターが「3」になるようにテンションを掛けて巻いていくのだが……これがなかなか大変だ。カウンターは「2」になったり「4」になったり、その度にタオルを握りしめた指の力を調整する。テンションが変わるということは巻きムラができるわけで、水深カウンターの狂いの原因となる。さらに、タオルには…ラインから色落ちした染料のあとがあり、この作業がラインに優しいとは思えない。テンションアジャスターSを使えば一定のテンションでスムーズに糸巻きが行えるとあるので、8500円という値段にめげずに購入。高速リサイクラー+テンションアジャスターSでの糸巻きの様子は商品が到着しだいレポートする。
次に買ったのが「シチズン 超音波洗浄器 SW5800」。いつか買おう、買おうと思っていたのだが、PEラインの切れまくりでようやく買う踏ん切りがついた。シーバス師匠が超音波洗浄器を使ったPEラインのメンテナンス法を解説されていたのでその真似をしてみようと思う。その日使った分のラインをスプールに緩めに巻き取って、スプールごと洗浄器に入れて塩と細かいゴミを洗い流してしまうという方法。LT用のラインも「シーガーライトタックルFIII」に巻き替えるというこれまた「はりこんだ」ことをしてしまったので、へた釣りの主力リールのラインは手巻き、電動ともに8つ縒りのPE。釣行後のメンテナンスをちゃんとやれば……もう高切れを恐れることはないはずっ!! これも洗浄器が到着したら写真入りでレポートするよ。
著者: へた釣り