タイラバやシーバスジギングをやっていると、基本はダダ巻きでも、巻いてくるスピードを変えてバイトを誘発できる人がいる。その横で同じようにダダ巻きしているつもりなのになんでぇ~~なへた釣りみたいな人もいる。「ソルティストICS」なら巻いている速度を数値化して表示してくれる。
タイラバゲームやシーバスジギングで魚信がないときにリーリングの速度を変えてみて、魚が反応するその日のヒットパターンを探った方がいいという知識くらいはへた釣りにだってある。横で釣れたらどのくらいのスピードで巻いてるのかなぁ~とチェックして真似してみたりもするのだが……リールが違えばハンドルの回転速度だけ真似しても同じ速度にはならない。「もう少し速く、もう少しゆっくり」というアドバイスはありがたいのだが……自分がちゃんと「もう少し速く」あるいは「もう少しゆっくり」巻けているのか不安になる。案の定、釣れるのは横の人だけ。
ダイワが9月に発売する「ソルティストICS」は水深カウンターだけでなく、巻き上げスピード表示機能がある。例えば自分が「6」の速度で巻いていたときにバイトがあったら、次からカウンターを見てSPPED表示が「6」になるようにリーリングすれば、ヒットパターンを踏襲しやすいわけだ。ギア比7.3のハイギア仕様で巻き上げ長82センチあるし、ハンドルは100ミリのロングハンドルだし、糸巻き量はPE1号で300メートルだしで、タイラバゲームやシーバスジギングに挑戦したいって人にはぴったりかも。ただし、デジタルカウンター付きなので重量は270グラム。ちょっと重いのが欠点。実売で2万円を少し切るくらい。
著者: へた釣り