どうやら内部に海水が入ってしまったようで、瀕死の重傷…それとも死亡?な状態になっていた、へた釣りの主力リール、「バイオクラフト クイックファイヤー 300XH」だが、メンテナンス方法をシーバス師匠から教わって、お掃除したらちゃんと(?)使えるレベルまではとりあえず復活した。
マゴチ釣り大会でクラッチがちゃんと切れなくなり全く巻き上げができない状態になったのはスプール軸とピニオンギアが錆で固着していたせいのようだ。ペンチを使ってなんとかスプールを外して錆を落としたのだが、続く東京湾LTアジ体験会でもどうも不調。シーバス師匠が体験会に参加していたので、リールを見てもらい、メンテナンス方法を教えてもらった。
まずスプールを外して、スプールは真水の中へ入れておく。スピニングリールのスプールは水に入れっぱなしにしておくとドラグが痛むそうなのだが、両軸リールのスプールは水没させてもよい。スプールを外したら、ボディをシャワーで3分以上(これでもかっ!って気持ちが大切なそうだ)洗う。
へた釣りのリールの場合、既に錆てしまっているので、面棒にオイルをしみこませて金属周りの錆を取ってみた。リールのパーツは防錆になっているので、面棒でこするだけで錆がいっぱい取れてビックリ。このあとは室内などでしっかり乾かす。
乾いたらスプール軸やクロスギア、メカニカルブレーキなど、マニュアルに書いてある部分にグリスを少量挿して、スプールを付けたらメンテナンス完了。これだけの作業で、瀕死の重傷だったリールが復活するのだから、ちゃんとさぼらずに毎釣行後にメンテしようと決める。
著者: へた釣り