2か月前にワラサを釣った~♪と自慢したら、「で、何キロだった?」。クロダイ獲ったどぉ~!!のときも「何キロの?」。へた釣りは釣った魚は何センチという方が大事だと思っていたのだが、ある程度以上大きな魚になると、何キロという方が重要? 釣った魚の重さを測る道具が欲しい。
魚の重さを測るといっても、せいぜい小数点以下1桁キログラムが分かればいいので、体重計のようなしょぼい測りがあればいいのだが……体重計を抱えて船に乗ったり釣り遠征に行く自分の姿を想像すると……さすがにイヤである。釣り具を運ぶバックの中にあまりかさばらずに入れられるものがいい。10キロくらいまで(もちろんそんなサイズの魚は釣ったことない!)測れればいいかな?と思って探してみた。
できれば、魚の口を挟んで掴むヤツ(フィッシングホルダー、ランディンググリップというらしい)で、写真撮影用に魚を吊るしながら、重さも測れちゃうのが理想。魚の口を挟んで掴むヤツはどのみち持って行っていくので、荷物も増えない。「ボガ・グリップ」という製品が、計測が正確で評判よさそうだったのだが……なんと6.75キロまで測れるもので、1万円以上(ショップによっては2万円近く)もする。これはさすがに手が出ない。
類似品に「フィッシュクリッパーII」という製品を見つける。細部の出来・不出来は分からないが、7キロまで計測可能で、こちらは2000円くらいで購入できる。これなら買える値段だ。しかし、ほぼ同等の機能の製品が方や2万円、もう1つは2000円と10倍の開き。竿やリールにしてもそうだが、釣り具の価格設定は謎である。
もう1つ。魚の口を挟んで掴むヤツではないのだが、「ドラグチェッカー」というのが猛烈に気になる。ドラグの締め込み具合を数値化して測定できるという道具。これに魚の付いたままの糸をぶら下げると魚の重量を計測できちゃうようである。ドラグの締め込みがシビアな釣りはしないが、この道具は釣り糸の結び目の強度チェッカーとしても使えるみたいなので、買うといろいろ遊べるかも。価格も6000円台と全く手が出ないわけではない。ただし、5キロまでしか測れないのが辛いかな(15キロまで測れるヤツだと1万円以上する)。
著者: へた釣り