昨日の記事で、ウィリー巻けねぇと泣き言を書いたが、ペンチをバイス代わりにして両手を使って慎重に巻けば……なんとかなった! 師匠印のウィリーに比べるとまだ少し雑に見える所も残っているけど、釣れるような気がする……釣れるはず……釣れてほしい……釣れて、お願い!!!
用意するものは、普段釣りに使っているプライヤーと輪ゴムをいっぱい、そして高さが3センチくらいある箱。プライヤーの先に針を固定して、グリップ部分を輪ゴムできつめに閉じてしまう。これを机の上に直接置くと少し作業がしにくいので、プライヤーの先がはみ出るように箱の上に置けば、簡易バイスの出来上がり。両手で作業する環境ができる。
針の化繊を巻き始めたい場所に化繊(1本巻きでも2本巻きでも手順は同じ)を絡めて、針のチモトの方に向かって、なるべく丁寧に巻きあげていく。あとでハリスを結ぶのに必要な分だけ残して巻き終えたら、次は針先の方へと巻き付けていく。最初の場所に戻ったら糸を仮り止めするために一重結びを2回。巻きのムラがないのを確認して、瞬間接着剤を1滴たらせば完成だ。
作った仕掛けはウィリー3本針+カラ針1本の全長3メートルの仕掛け。緑、ピンク、赤のウィリー針を作ったのだが、夜光はなぜか化繊の性質が違うらしくうまく巻けないので今回は断念した。1本巻きで細めに巻いた3本を1組、2本巻きで太めに巻いた3本を2組作って、先針には夜光&パールホワイトの針を結んでおいた。2本巻きの方は、ハリス部に発光玉ありのものとなしのものを作る。
1本目の針はサルカンから90センチの場所に、残りは70センチ間隔で針を出していく。同じものばかり作ってもい仕方がないので、一応剣崎沖のイサキには本命と言われている緑のウィリー針をどこに配置するのか、パターンを変えてみた。仕掛け巻きに巻いて準備万端。へた釣り印のウィリー仕掛けは明日、7月16日に金沢八景・一之瀬丸にてデビュー予定。
著者: へた釣り