釣りの動画撮影をし始めると、なんとかして撮れないものかと考えるのが海中の映像。魚が映らなくても仕掛けの動きやコマセの出方など想像するしかなかった海中の様子を見ることができる。とはいえ釣り人兼撮影者なわけで使える手は2本しかない。これなら?というアダプタが到着。
潮受けはするだろうから混雑した船上ではオマツリを誘発するかもという問題は残っているが、カメラが安定して仕掛けの方向を向いてくれそうなフィッシング用アクションカメラフォルダが到着した。カメラを固定するフォルダとスプリットリング×4、カメラをフォルダに固定するためのナットが入っていた。スプリットリングをフォルダに空いている穴の3個所に装着する。使い慣れない大型ルアー用のスプリットリングプライヤーで悪戦苦闘しながらなんとか装着に成功。下部のスプリットリングにスナップリングを通せば胴突き仕掛けでの撮影の準備完了。仕掛けの上部に付けて下向きにカメラをセットして撮影するようだ。アクションカメラは広角レンズなので、これなら何も映っていないということはなさそう。カメラの防水性能は水深30メートルまでなので、カワハギやメバルならこれで撮影できる。
テンビンを使う吹き流し仕掛けの撮影もできる。フォルダ上部に取り付けたスプリットリングにテンビンのアームを通す。もう1つのリングをテンビンのスナップに取り付けるとオモリやビシとテンビンの間にカメラを装着できる。フォルダがフィンのようになって仕掛けの方向にカメラを向けるという仕組みだと思うが、本当にこれでカメラの向きが安定するかどうかは実際に投入してみないとなんともいえない。潮が緩くカメラが吹きあがらないとき限定かな? オモリを20号くらい重くすればなんとかなるかな? 水深的にはLTアジや剣崎沖イサキなどの撮影が行えるが両方混雑していることが多い。宇佐美の夏場の浅場五目や漁礁ポイントなら撮影できそうな気がする。
著者: へた釣り